滝家は、丹羽郡東野村(現・江南市)で居住していた初代絹屋兵右衛門が呉服太物卸商を開業し、成功を収めた。献金の功により、幕末には農方御勝手御用達格として苗字帯刀が許された。
そこから下って明治時代に入ると、四代目兵右衛門という傑物が登場する。四代目は明治15年(1882)に名古屋銀行(東海銀行の前身の一つ。本店は中区丸の内2丁目3にあり、現在は八木兵本社になっている)を設立して初代頭取に就任。
滝家の豪邸は、南鍛冶屋町2(現・中区栄5丁目。久屋大通公園)にあり、5千坪の敷地だった。池あり滝ありで、鶴まで飼われていた。
つまり、四代目兵右衛門のひ孫が富夫・茂夫氏である。そして現社長は、富夫の子にあたる一夫氏である。
Copyright(c) 2013 (株)北見式賃金研究所/社会保険労務士法人北見事務所 All Rights Reserved
〒452-0805 愛知県名古屋市西区市場木町478番地
TEL 052-505-6237 FAX 052-505-6274